上層部の内通者
「羂索らと繋がってる内通者が2人以上いる」とされ、一人は呪術高専京都校の与と明かされた。もう一人は「学長以上の上層部」と言われており、この正体はいまだ不明のまま。ただ、223話で呪術総監部が壊滅状態にあったので、この上層部の内通者は未回収のまま終わりそう。
釘崎の生死
釘崎は渋谷事変で真人の無為転変で頭部が吹き飛ばされ、現状死亡扱いとなっている。ただ、新田新の術式のおかげで「助かる可能性は0じゃない」という状態となった。作者の芥見先生も「死にたてほやほやで止めてある」「その後は蘇生処置次第」とコメントしており、釘崎再登場の可能性は十分考えられる。あえてこのような描き方、コメントを残してるあたり、再登場する可能性のほうが高いだろう。
釘崎再登場の可能性は動画で解説してるので、よければご視聴いただきたい。
乙骨の領域展開(回収済)
仙台結界での戦いで乙骨が領域展開を使用したが、二者と比べより煩雑な三者間の相殺、各々の結界構築時の条件の相違、黒沐死の侵入などが重なり不発に終わった。
この乙骨の領域展開が作中未登場だったが、249話で使用し、真贋相愛という領域展開であることが明かされた。
鹿紫雲の術式(回収済)
鹿紫雲は「一発限りの術式」を所持していることが明かされている。「宿儺にしか使う気がない」と言っていたので、宿儺に対して使用するのだと思われる。
宿儺との戦いで回収された。鹿紫雲の術式は幻獣琥珀。呪力(電気)から変換できるあらゆる現象を実現するために肉体を作り変える能力。肉体が人の域を超えるため、術式終了後肉体は崩壊する。これが「一発限り」の真相だった。
パンダの魂
パンダは鹿紫雲との戦いでお兄ちゃんとお姉ちゃんの魂を失ってしまった。完全自立型人工呪骸は相性の良い3つの魂を身に宿し、お互いの魂を常に観測させることで安定する。鹿紫雲との戦いで2つの魂を失ってしまい、これに関して単行本のおまけページでも作者からこのようなコメントが残されていた。
2つの魂を失ったパンダに何らかの変化が起こるのは確定だろう。
羂索4つ目の術式(回収済)
これは伏線で確定ではないが、羂索との戦いの中で九十九が羂索4つ目の術式の可能性を考えていた。あくまで九十九の憶測だが、あえてこう描いているということは実際に羂索が4つ目の術式を所持している可能性は十分考えられる。
もしかすると、江戸時代のこの男に乗り移った際に奪った術式なのかもしれない。
だとすると、「戦闘向きじゃない」と言っていたので、4つ目の術式は戦闘向け能力ではない可能性が考えられる。
が、明かされることなく羂索はやられたので、あくまで九十九が予想しただけで4つの目の術式は存在しなかったと思われる。仮にあったとしても作中で明かされることはないだろう。
虎杖の正体
この漫画の主人公、虎杖には確実に秘密が隠されている。
これまで描かれた虎杖の謎が以下。
特に、虎杖の瞳が変化していたことは宿儺が「そうか、小僧はあの時の」「羂索め、気色の悪いことをする」と言っていたので、何か重大な秘密が隠されているので確定と思われる。
五条の「やっておきたいこと」
復活後、宿儺が羂索にこのまま交戦するのを止められると、「僕としても宿儺と戦う前にやることをやっておきたい」と考えていた。これは五条が伏黒の父親甚爾の件を家入に任せていたり、これに該当しそうなことが描かれてるのですでに回収されてる可能性はあるが、まだはっきりとは描かれていない。
伏黒救済方法
現在、宿儺に乗っ取られ魂を完全に沈められてしまった伏黒だが、220話で虎杖と乙骨が伏黒救済方法を思いついていることが明かされた。二人の方法に関しては動画で考察してるので、よければこちらをご視聴いただきたい。
虎杖の考える救済方法。
乙骨の考える救済方法。
虎杖の考える救済方法に関しては、246話で明かされた。虎杖の考える救済方法は、日車の処刑人の剣を利用したものだった。ジャッジマンは受肉体の中の複数の魂を分けて認識でき、処刑人の剣で斬ったとしても死刑を受けるのは宿儺だけで、裡で眠る伏黒の魂は無傷で取り戻せる模様。この特性を利用するものが虎杖が考える伏黒救済案だった。ただ、虎杖は「いくつか案がある」と言っていたので、他にもまだ案がある模様。
九十九の魂の研究記録
同じく220話の中で存在が明かされた九十九の研究記録も今後内容が明かされるだろう。「魂」といえば、その状態が肉体の主導権に影響することから、これまた伏黒救済方法に繋がり得る情報になると思われる。
九十九の魂の研究記録はこちらの動画で考察している。
宿儺関連
宿儺に関しては多くの伏線が残されているのでまとめて紹介する。
- 術式の真相
- 身仏
- 宿儺の愛
- 天元と似ている理由
- 堕天
- 万が構築した物
- 羂索との約束
術式の真相
宿儺の術式は「御厨子」と明かされたが、その詳細はいまだ不明のまま。わかっているのは少なくとも、斬撃と炎二種の能力を扱えるということ。ただ、気になるのは炎の能力を使用する際「■」「開(フーガ)」と口にしていたこと。
このことから宿儺の術式をこちらの動画で考察している。
身仏
220話で登場した宿儺の身仏も謎。この存在を知った宿儺は「天元か」「皮肉のつもりか、それとも」と言っていたので、天元がこの身仏に関わっていることがわかる。
宿儺の愛(回収済み)
220話で五条悟と対峙していた宿儺が万に言われた「絶対的な強者、それ故の孤独、あなたに愛を教えるのは」という言葉を思い出していた。これは「五条悟という同じく絶対的な強者こそ愛を教えてくれる存在」と解釈されているが、この「宿儺が考える愛」も今後明かされると思われる。
これは五条悟との戦いの中で明かされた。答えはやはり「同じく絶対的強者との戦い」であった。最強ゆえ周りと「生き物としての線引き」があった五条だったが、宿儺との戦いで満たされ、それこそ孤独を解消するものだった。ただ、これはあくまで五条側の感情であって宿儺側の描写ではないので、おそらく宿儺も五条と同じ解答であろうが、まだ確定と言えるわけではない。
真相はこの答えはあくまで五条の憶測であって、宿儺の回答はまったく違っていた。宿儺の回答は「俺たちは強いというだけで愛され、愛に応えている」「それでも尚孤独を憂うから贅沢物だと言ったんだ」というものだった。そもそも宿儺は「絶対的強者ゆえの孤独」など感じておらず、「強者である時点で愛されている」という考えだった。
天元と似ている理由
天元を見た羂索は「まるで」と宿儺の顔を思い描いていた。要は、「まるで宿儺みたいじゃないか」と言っていたわけだが、これが何を意味するのかは謎のまま。天元いわく500年経てば誰でも天元のような姿になるとのことだが、これが宿儺とどう関わってくるのだろうか。
堕天
宿儺は「堕天」という異名を持つことが本人の口から明かされた。堕天は天使が最も殺害したいと思っていた泳者だが、なぜ「堕天」と呼ばれているのかはいまだ謎である。
万が構築した物(回収済)
万は死に際、宿儺に何かを構築していた。これもまだ未登場である。
羂索との約束(回収済)
五条復活後、五条と交戦しようとすると羂索に「彼と戦う前に私との約束を果たしてもらう」と言われていた。これが何なのかはまだ不明。
羂索は人類と天元の超重複同化の発動権を宿儺に移す準備である継承の儀を戦いの前に済ませていた。おそらくこれが羂索が宿儺と交わしていた約束と思われる。
世界を断つ斬撃の発動条件
246話日車の発言にて、宿儺の世界を断つ斬撃には発動条件がある可能性が示唆された。現在までその真偽は不明である。
「◼️」「開」の発動条件
これも246話日車の発言でその可能性が示唆された。ただ、あくまで日車予想で実際に発動条件があるのかは不明。
十種影法術最後の式神(回収済)
十種影法術は玉犬を一種として全10種の式神が存在することが明かされている。
現在登場してる式神は9種なので、もう1種が未登場の状態だ。
宿儺と五条悟との戦いの中で回収された。10体目は虎葬という式神だった。ただ、すでに鵺に引き継がれ、顎吐という形で登場したので、どのような式神かは明かされないまま破壊されてしまった。
猪野の七海に関する話(回収済)
五条悟と宿儺の決戦前、猪野が「七海のことで話がある」と現れた。この猪野の七海に関する話も新たに描かれた伏線だ。
246話にて回収された。246話で猪野は七海が使用していた呪具を使用しており、この呪具には七海の術式が籠められていたことが明かされた。このことが「七海のことで話がある」と言っていた真相と思われる。
虎杖と日下部の入れ替わり
222話で虎杖と日下部が入れ替わっているというとんでもないシーンが描かれた。おそらく虎杖の能力と思われるが、どのように身につけ、これで何をしようとしてるのかは謎。
改造された虎杖の腕
238話で宿儺との戦いに参戦した虎杖の腕が人外のものに改造されていた。なぜ虎杖の腕がこのような状態になっているのはいまだ明かされていない。
羂索の遺言(回収済)
乙骨にやられた羂索は死に際「だが、私の意志は受け継がれる」という言葉を遺していた。誰かが羂索の意志を受け継いでいくのだと思われる。
248話にてこの伏線は回収された。羂索は「天元による人類との超重複同化の発動権は伏黒恵が持つこととする」という総則を追加する保険をかけており、死後これが発動された。つまり、羂索の意志は宿儺に受け継がれていった。
コメント