概要
加茂憲倫によって生み出された特級呪物
呪胎九相図は明治の初めに「史上最悪の呪術師」として名を馳せた加茂憲倫によって生み出された九体の呪物の総称。特級呪物に分類される。明治時代、呪霊との間に子供を孕む特異体質の女が現れ、加茂憲倫がそれに目をつける。
女は加茂憲倫によって呪霊との間に子供を九度妊娠させられ九度堕胎させられる、そうして取り出された九体の胎児が呪胎九相図となっていった。
高専に保管されていたが、花御らが交戦の交流会を襲撃した隙に真人に忌庫から盗まれ一〜三番が受肉された。
一番〜九番が存在
憲倫によって生み出された胎児は全部で九体。
- 脹相
- 壊相
- 血塗
- 膿爛相
- 青瘀相
- 噉相
- 散相
- 骨相
- 焼相
ちなみに元ネタは屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階に分けて描いた仏教絵画です。
小さな胎児のような形状をしており、それを人間に取り込ませることで受肉する。
作中に登場したのは一番〜三番だけで、四番以降の九相図はすでに死んでおり、今後作中にも登場しないことが作者インタビューで語られている。
能力
呪霊と人間の混血であるため、呪力を血液へと変換できる特異体質となっている。なので、呪力が枯渇しない限り失血死することもない。大量の血を使う「赤血操術」と非常に相性が良い。
一覧
一番 脹相
呪胎九相図の一番が受肉した姿。術式は加茂家相伝の術式である「赤血操術」で、血液を自在に操作することができる。「出来が良かろうと悪かろうと兄は弟の見本になる」というモットーを掲げ、何よりも弟のことを考えて行動する。
二番 壊相
呪胎九相図の二番が受肉した姿。術式は「蝕爛腐術」で、浴びると腐食する有毒の血液を操ることができる。背中に不気味な顔があり、背中を見られるのがコンプレックスになっている。
三番 血塗
呪胎九相図の三番が受肉した姿。術式は「蝕爛腐術」で、浴びると腐食する有毒の血液を操ることができる。兄二人とは違い人型ではなく、呪霊に近い見た目となっている。
四番 膿爛相
呪胎九相図の四番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
五番 青瘀相
呪胎九相図の五番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
六番 噉相
呪胎九相図の六番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
七番 散相
呪胎九相図の七番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
八番 骨相
呪胎九相図の八番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
九番 焼相
呪胎九相図の九番。すでに死亡しており、今後作中の登場もないことが名言されている。
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