概要
プロフィール
生前腕が4本あった宿儺にはそのほうが都合が良かったため、着ている着物は女性の着物に近い作りになっている。
イメージングはMarilyn Mansonの「(s)AINT」と平沢進の「Day Scanner」。
呪いの王
腕が4本、顔が2つある仮想の鬼神。呪術全盛の平安時代に、術師が総力を挙げて宿儺に挑むも敗れた。「呪いの王」と称される。真人も「魂の格が違う」と評するほど。実際に平安時代の姿を目の当たりにした人物からは「災い」と評されていた。
宿儺と対峙した人間は「互いの一挙一投足が全て死因に成りうる恐怖」と恐れおののいており、まさに恐怖の大王と言っていい。漏瑚も「頭が高い」と言われただけで勝手に跪いてしまうほどの格の違いを見せつけていた。
現在は虎杖が指を取り込んだことで虎杖に受肉した。虎杖が宿儺の器となっても自我を保てる耐性があったため、主導権は虎杖にある。虎杖の意志で宿儺と代わることができるが、何の縛りもなく入れ替わると虎杖に戻るのに手こずる。ただ、まったく協力関係にはなく、利害が一致しない限り虎杖に手を貸すことはない。器が指を取り込めば取り込むほど宿儺の力は増す。
虎杖が死ねば宿儺も死ぬ。ただ、他にも切り分けた指が残っている場合、虎杖が死のうとも完全に死ぬことはない。
死後、20本の指を切り分けられ呪物化されている。羂索と契約することで呪物となった。消し去ることができず、現代まで残り続けていた。通常呪物は無害だが、呪物と成って20に分割してもなお時を経て呪いを寄せる規格外さ。それゆえに器を選び、他の呪物と違い誰にでも受肉させられるわけではない。
契闊
虎杖が自死した際、「オマエが条件を呑めば、心臓を治し生き返らせてやる」と虎杖に提案し、生得領域内で殺し合いを行う。宿儺が勝ったため、「「契闊」と唱えたら1分間体を明け渡す」「この約束を忘れる」という宿儺の条件で虎杖を生き返らせた。
性格
非常に狡猾で、少年院で虎杖から主導権を渡された際は「伏黒を追った所で直前に代わられるのがオチか、となると奴らが一番困るのはコレだろうな」と、「少年院の特級呪霊を引き連れ伏黒と交戦させる」という構図を思い描いたり、虎杖が入れ替わりに苦戦している間に虎杖の心臓を抜き取って捨て、「俺と代わることは死を意味する」と「死」を楯に入れ替わりを阻止しようと企んでいた。
天上天下唯我独尊で、己の快・不快のみが生きる指針。美々子と菜々子には「指一本分くらいは聞いてやる」と指を一本取り込ませた礼として話を聞こうとするが、夏油の体を乗っ取っている「羂索を殺して下さい」と依頼されると、「たかだか指の一、二本で俺に指図できると思ったか?」と菜々子を殺していった。「言ってみろ」と言われたから言っただけなのにあまりに理不尽。誰が死のうが生きようがどうでもいいが、伏黒だけには興味を示しており、伏黒の十種影法術の能力を気に入っている。
「力以外の序列はつまらん」と口にしていた。「群としての人間、群としての呪い、寄り合いで自らの価値を計るから皆弱く矮小になっていく」と考えており、「群れるからこそ弱くなっていく」と考えていることがわかる。
能力
指15本分の時点で漏瑚を圧倒するだけの強さを有する。十種影法術最強の式神魔虚羅をも屠る。
術式
まだ詳細が明らかになっていないが、現在判明してるのは斬撃と炎二種の能力を使用していること。炎の能力を使用する際は「■」「開(フーガ)」と唱えている。
斬撃は二種類の斬撃を使用できる。通常の斬撃「解」と呪力差・強度に応じ一太刀で対象を卸す「捌」。
領域展開
領域展開は伏魔御厨子。結界を閉じずに領域を展開するタイプで、「相手に逃げ道を与える」という縛りで必中効果範囲が底上げされており、その範囲は最大半径約200mに及ぶ。領域内では斬撃の雨が相手に降り注ぎ続け、高層ビルが塵になるほど苛烈な攻撃となっている。
技
反転術式
マイナスのエネルギーである呪力をプラスのエネルギーに変換し、自身の肉体を修復する技。アウトプットも可能で、他者の治療もできる。
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