概要
呪術師が遵守すべき規則。規定は覚書に記載されており、全9つで構成される。
- 使命
- 呪術総監部
- 呪術高専
- 呪術師の等級
- 懲罰
- 引退
- 脅威への対応
- 秘密
- 非術師の保護
1.使命
呪術師は呪術、呪霊および呪物が人類に惨禍をもたらすのを防ぎ、社会の平和と安全を維持することを使命とすることが義務づけられている。すべての呪術師は覚書に従わなければならず、定められた規則は法令に優先して適用される。
2.呪術総監部
呪術師を統制する最高機関として、日本国政府内に呪術総監部が設置される。呪術総監部の長を呪術総監とする。呪術総監は禪院家、五条家および加茂家の指名に基づき、内閣総理大臣が任命することが定められている。
3.呪術高専
呪術師の教育、指導および監督の機関として東京都および京都府に呪術高等専門学校が設置される。学長はその長として、呪術師の養成および脅威への対応に関する事務を掌理し、すべての呪術師に対しての指揮監督権を有する。学長は禪院家、五条家および加茂家の推薦に基づき呪術総監が任命する。呪術総監は学長に対して指揮権を有する。ただし、緊急の場合は呪術総監はすべての呪術師に対して直接指揮監督を行うことができる。
4.呪術師の等級
呪術師は特級・一級・準一級・二級・準二級・三級および四級の等級が授けられる。上級の呪術師は、その任務において下級の呪術師を指導するよう義務づけられている。呪術総監は公平妥当な基準に従い、各呪術師の等級を認定し、また変更することが可能。呪術師は呪術総監の定める規則に従い、その等級に応じて給与および手当を受けることが可能。
5.懲罰
呪術総監は指揮に服さず、覚書の義務に違反した呪術師に対して、次の一または複数の懲罰を科すことができる。
- 公開死刑
- 秘匿死刑
- 呪詛師認定
- 封印
- 拘禁
- 謹慎
- 財産没収
6.引退
呪術師は呪術総監の承認を得て引退することが可能。引退後の呪術師は無等級となる。引退後の呪術師はいかなる呪術も行使してはならない。ただ、「脅威への対応」の義務を果たすため必要な場合はその限りではない。
7.脅威への対応
呪霊、呪物および呪詛師を脅威が認定されている。呪術師は脅威を発見した場合、ただちにこれを学長に報告することが義務づけられている。学長は報告に基づき、脅威の等級を認定し、呪術総監に通知するとともに、これを制圧するために必要な人員および装備を編成し派遣する。脅威が切迫している場合には、呪術師は脅威を制圧するため相当な措置を取ることができる。
8.秘密
呪術師は非術師に対し、呪術、呪霊および呪物の存在を明かしてはならない。ただし、「脅威への対応」の義務を果たすために必要な場合はその限りではない。
9.非術師の保護
呪術師は呪術、呪霊および呪物を用いて非術師に危害を加えてはならない。また、脅威を看過して非術師に危害を及ぼしてはならない。ただし、自身や他人の生命を守るためやむを得ない場合はその限りではない。
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