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【呪術廻戦】誅伏賜死(ちゅうぶくしし)

この記事には最新話までのネタバレが含まれています。

目次

概要

術者は日車寛見。領域内ではあらゆる暴力行為が禁止され、お互いに攻撃を仕掛けることができなくなる。術式効果を必中にするだけのかつて一般的だった領域の性能となっている。「必殺ではないこと」「物理的に危害を加えないこと」「ある程度ルールを説明する」という縛りで成り立っている。

簡単に言うと、簡易的な刑事裁判を行い、陳述を元に式神ジャッジマン」が判決を言い渡す能力。

ジャッジマンは領域内の者のすべてを知ってるが、日車にその情報が共有されることはなく、判決はあくまで二人の主張をもとに下される。共同被告人という形で、もう一人被告人を巻き込むことも可能。ジャッジマンが罪状を読み上げ、相手は一度だけ陳述することができる。この罪状はジャッジマンにより選ばれ、術者が選ぶことはできない。選択肢としては黙秘・自白・否認の3つ。その後、日車も一度だけジャッジマンから提出された証拠を踏まえ反論。そのやり取りをもとにジャッジマンが判決を下す。有罪判決を下されると、罪状によって様々な罪が科される。

ジャッジマンが選ぶ罪状はかなり幅広い。例えば、人を刺した場合通常の裁判であれば傷害罪や殺人未遂といった重い罪が問われるが、同時に服を破いたことによる器物損壊罪も含まれ、こっちの軽い罪が選ばれることもある。なので、宿儺のような大量の罪を犯しているような人物に「死刑」が視野に入る罪状を期待するのはかなり絶望的となっている。

有罪を言い渡された場合、罪を認めない限り2回まで裁判のやり直しを請求できる。が、この情報は開示されることはないので、相手が自力で気づくしかない。この再審請求は日を跨いでも継続となるので、例えば二審までいった相手に後日再び領域で捉え、三審の再審請求を行うことができる。再審請求をする際、日車側にメリットがなければ、すでに判決が出ている罪と同じ罪状で再審を行うこともできる。

時効の概念も現代の法体系に則っている。明治時代に近代法が導入されてから時効が導入されたが、2010年に刑事訴訟法が改正されて殺人の時効はなくなった。ただ、1985年以前の殺人には時効が成立している。なので、誅伏賜死内の裁判もこのルールに則っている。ただ、呪物と成っている場合、「あの世」が海外と仮定される可能性があり、犯人が国外にいると時効の進行が停止する。平安時代の法体系である養老律令には時効が存在しないため、平安時代に呪物と成って現代に顕現したような人間には、時効がどのように適応されるのか日車自身にもわからないとのこと。つまり、通常とっくに時効になっているはずの千年前の罪もジャッジマンが選ぶ罪状に含まれる可能性がある。

具体的に行われた裁判がこちら。

ジャッジマンが「虎杖悠仁は18歳未満にもかかわらず、2017年7月16日宮城県仙台市のパチンコ店「マジベガス」に客として入店した疑いがある」という罪状を読み上げる。

虎杖は「これが一番印象が良い気がする」と「俺はパチンコ店「マジベガス」に入店したが、急な便意でやむを得ずトイレを借りただけだ」とパチンコをしたことは否定。

提出された証拠は「マジベガス」付近の換金所の防犯カメラで、そこで換金した虎杖の様子が映されていた。日車は「入店を認めた今、このキャプチャを見る限りトイレ云々は信じるに値しない」と主張し、店が18歳未満の入店を入店を拒否掲げていることから建造物侵入罪となった。

判決

没収(コンフィスケイション)

一時的に術式の使用を不可能にする。術式がない場合は呪力を練ることができなくなる。本来付加刑で、単体で科されることはない。ただ、対象が呪具を所持していた場合、没収は術式ではなく呪具のほうに適応される。

死刑(デス・ペナルティ)

日車に「処刑人の剣」が与えられる。「処刑人の剣」に斬られた者は例外なく確実に死に至る。「没収」を付加された「死刑」が最も重い罰で、虎杖が渋谷事変での大量殺人を犯したことを認めた時にこの罪が科された。ちなみに殺人罪の量刑相場は1人殺すと懲役10〜15年、2人殺すと無期懲役や死刑、3人以上殺すと基本的に死刑となっているので、2人以上を殺していると「死刑」が視野に入り、3人以上を殺していると「死刑」がほぼ確となる。

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この記事を書いた人

「超呪術廻戦」運営者のカズヨシです。呪術廻戦の情報をなるべく詳細に情報開示しています。YouTubeでも解説・考察やってます。

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