概要
プロフィール
イメージングはPia-no-jaC←の「Paradiso」とTwo Door Cinema Clubの「Come Back Home」。
特級呪詛師
特級呪詛師。100を超える非術師を呪殺し、呪術高専を追放された。
2017年12月24日、呪いの坩堝新宿と呪術の聖地京都にそれぞれ1,000の呪いを放った未曾有の呪術テロ、新宿・京都百鬼夜行を引き起こした。新宿、京都の襲撃はあくまで陽動で、夏油は特級過呪怨霊、折本里香を手にすべく呪術高専東京校へ向かう。しかし、乙骨に敗れ計画は失敗。致命傷を負い、最期は親友の五条悟にとどめを刺され死亡した。
思想
「秩序を守るため、呪術師が暗躍する世界」という強者が弱者に適応する矛盾が成立してる現代社会の在り方を嘆いており、「非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界を作る」という大義を抱えている。数が多いというだけで強者(術師)が弱者(非術師)に埋もれ虐げられるというのが現実で、そういう非術師の厚顔っぷりが吐き気を催すほど不快らしい。
そのため、非術師のことを嫌悪しており、人間ではなく「猿」とみなしている。非術師と絡んだ直後に「猿の臭いが移るといけない」とすぐに除菌・消臭をするくらいには嫌い。設立した宗教団体を呼び水に、信者から呪霊と金を集めていた。その反面、自身の仲間は「家族」と呼ぶほど大切にしており、久しぶりに全員集合する際はウキウキが滲み出ていた。また、これは敵対する術師に対しても一定の情を持っているようで、乙骨と対峙した際は「本当は君にも生きていてほしい」と言ったり、パンダや狗巻の息の根を止めることはなかった。特に、高専の人間に関しては「高専の連中まで憎かったわけじゃない」と明言している。ただ、術師とあっても真希のように呪力が一般人並みの人間は「猿」とみなしており、嫌悪している。
学生時代
呪術高専東京校に在籍していた。「呪術は非術師を守るためにある」と、「弱気を助け強気を挫く」という弱者生存を重んじていた。
高専結界内で未登録の呪力が発生するとアラームが鳴るので、普段高専内では術式を勝手に使用することは禁じられている。優等生なので使用する際は事前に申告しているが、たまに五条との喧嘩で使ってしまうこともある。
星漿体護衛任務時は「星漿体が同化を拒んだ時は同化はなし」と五条と決めていた。例え、それで天元と敵対することになろうと、「理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保障する」と告げていた。
星漿体護衛任務失敗を経て、一年の時が経つと五条が最強に至ったことで必然的に夏油も一人での任務が増えていく。ちなみにこの頃に特級術師になっている。一人、吐瀉物を処理した雑巾を丸飲みするような味の呪霊を祓い、取り込むという日々を繰り返していくことで、次第に「誰のために?」と「弱者生存」の考えが揺らいでいく。星漿体死亡に拍手を送る盤星教教徒たちの姿を見て、「弱者故の尊さ」と「弱者故の醜さ」の分別がつかなくなってしまう。「術師」というマラソンゲームの果てのビジョンがあまりに曖昧で、「非術師を見下す自分」と「それを否定する自分」のどちらが本音かわからなくなってしまっていた。
任務で後輩の灰原が死亡したことで「術師というマラソンゲーム、その果てにあるのが仲間の屍の山だとしたら?」と考えてしまい、決定的だったのはとある村落で起きた神隠し、変死の原因と思われる呪霊の祓除の任務。ここで村人たちが無関係な美々子・菜々子のせいにし、子供の二人に酷い仕打ちをしていることを知り、「非術師を見下す自分」を自身の本音と決める。村の住民を皆殺しにし、呪術規定により呪詛師として処刑対象となった。そして、呪いと金を集めるため、孔時雨に紹介された宗教団体を乗っ取り、呪咀師として活動していく。「猿は嫌い」という本音を選び。
能力
呪霊使いだが、近接戦闘力も高い。
相手に勝ち筋をあえて与え、相手の行動をコントロールした上で迎撃したりと非常にクレバー。
術式
術式は呪霊操術。主従制約のない自然発生した呪霊を取り込み操ることができる。
取り込む際は呪霊を球状に変える。
武器
三節棍型の特級呪具、游雲を所持している。
技
うずまき
呪霊操術の極ノ番。使役している呪霊をまとめて、超高密度の呪力として放出する。4,661体の呪霊をまとめて乙骨に繰り出すが、乙骨の自らを生贄とした呪力の制限解除による呪力放出の前に粉砕された。
帳
術師の活動を非術師の目に触れさせないための黒い結界。百鬼夜行時に呪術高専東京校に下ろした。
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