概要
真人の術式。
魂に触れその形を変えることができる。肉体の形は魂の形に引っ張られるので、魂の形を変えることで肉体の形も自在に変えることができる。脳の形をいじることで、術式を使用可能にさせることも可能。これは自分にも相手にも発動可能で、相手に使う際は掌で相手に触れる必要がある。これは相手の力量によって左右するが、基本的に魂を守ることはできないので、触れただけで相手を殺せる非常に必殺性の高い能力である。ただ、七海のような猛者は無意識に魂を呪力で覆っているため、一度触れただけでは変形させることはできない。
自身の魂の形を変え肉体を変えることで瞬時にダメージをなかったことにできる。例え、バラバラにすり潰されても魂の形さえ保てば死ぬことはない。魂にダメージをもらわない限りはノーダメージの基本的に無敵の術式である。一応、呪力が尽きれば「無為転変」を使えなくなるが、実際それは現実的ではない。
ただ、虎杖は常に肉体の中に自分以外の魂がある状態で魂の輪郭を自然に知覚しているので、虎杖の攻撃は有効である。また、魂に触れる関係上、虎杖に触れると宿儺の魂に触れることになるので、宿儺に返り討ちにされてしまう。虎杖には「無為転変」で触れることもできなければ普通に攻撃も喰らってしまうということで、天敵とみなしている。加えて、釘崎の「共鳴り」も有効。
また、領域はあらゆる術式を中和するので、「内側から領域を発生させられる」といった方法でもダメージを取られるとダメージを負う。与には内側から簡易領域を発生させることでダメージを与えられていた。
自身の体を変形させることで攻撃にも転用できる。例えば、腕を無数の刃がついた鞭に変形して攻撃したり、ドリル状にして攻撃を仕掛けたりしていた。ただ、形を広げすぎると操作性と強度が落ちる。
また、変形によって身体能力を強化させることも可能。下半身をガゼルのものにすることで、脚力を大幅に強化させたり、翼を生やして飛行能力を得たりしていた。
以下、変形例。
魚となり高速で泳ぐ。
翼を生やし飛行。
棘つきの鞭。
ライフル。
分裂。
このように様々な形態に自由に変形できる。
また、分身の生成も可能。分身は自分の形を変えることはできても、他者の魂には干渉できないので、相手の形を変えることはできない。
分裂は力配分をコントロールすることが可能。作中では8:2の配分で分身を作っていた。
人間を小さくすることで改造人間をストックしており、変形させ攻撃に使用する。
形を変えるのに元の人間の質量は関係ないようで、元の大きさを遥かに超えた自由度で変形させられる。一度改造された人間を助ける術はない。
技
多重魂
二つ以上の魂を融合させる技。「撥体」の繋ぎ技。
撥体
「多重魂」によって発生した拒絶反応を利用し、魂の質量を爆発的に高め相手に向け放つ技。
幾魂異性体
「多重魂」で生成する改造人間。2つの魂を混ぜて寿命を縮める代わりに力を上げた超攻撃型の改造人間。通常の改造人間よりはるかに強い。
遍殺即霊体
真人の剥き出しの魂の姿。通常時の3倍の強度で虎杖の拳でもダメージを与えることができない。「ブレード以外は変形しない」という縛りで強度を爆上げしている。ブレードは「変形時間を短くする」という縛りで強度をほぼ落とさず、中距離まで伸ばして攻撃できる。手だけは原形なので、「無為転変」は普通に使える。
使用者
真人
術式の持ち主。
羂索
「うずまき」で術式の抽出を行い使用。遠隔で発動し、マーキング済の非術師の脳を術師の形に整えた。
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