概要
自身の体を水で包むように領域を展開する技。簡易領域をさらに練り上げた技となっている。
必中必殺の術式を搭載できるだけの領域に、あえて術式を付与しないことで容量を空け、そこに相手の術式を流し込ませ中和することができる。つまり、相手の術式効果を中和することができる。これを使えば五条悟の「無下限呪術」のような触れることができない無敵の能力も打ち消し、攻撃を加えることができるようになる。また、漏瑚が「儂が先刻まであの程度で済んでいたのは展延で体を守っていたからだ」と言っていたことから、術式を中和するだけでなく防御力も強化される模様。おそらく呪力強化と同じ要領で、身体自体が強化されてると思われる。また、相手の術式による技を中和し、威力を軽減させることもできる。
説明を見る限り、「必中必殺の領域を持っている者があえて術式を付与させないことで成り立っている」と解釈できるので、使えるのは強力な領域展開使いのみということになる。そのため、五条悟の無下限呪術のような対処しようがない術式にも対抗し得る強力な技だが、会得難易度は極めて高い。
「必中効果は薄まる」と五条が説明していたので、多少の必中効果は備わっている模様。ただ、領域展延と生得術式は同時には使えないので、どういうことなのかはいまいちよくわからない。
肉体に刻まれた生得術式は同時に使えないが、領域に付与した術式は別。なので、領域展開と領域展延の同時使用は可能。
使用者
漏瑚
渋谷事変、五条悟との戦いで使用した。
花御
渋谷事変、五条悟との戦いで使用。が、術式を使おうと展延を解いた隙を突かれてしまう。
両面宿儺
五条悟との決戦時に五条の無下限呪術を中和するために使用した。
日車寛見
人外魔境新宿決戦にて、宿儺の斬撃を軽減するためにアドリブで使用した。
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