概要
狗巻棘の術式。狗巻家相伝の高等術式。口元の蛇ノ目と牙の紋様が呪言使いの証。
言霊を増幅・強制させることができる。簡単に言うと「動くな」と唱えると相手が動けなくなるといったように、唱えた言葉を現実化させられる。特に、集団戦におけるサポートに適している。
地声が届かない距離がいる相手にも拡声器で音量を上げて届く範囲を広げることができる。また、電話を通して呪言を使うことも可能。
ただ、強い言葉を使えばそれだけ大きい反動があり、最悪自分に返ってくることもある。喉の消耗は相手の力量によって変化し、相手が格上の場合、強い言霊を使わずともすぐに喉が潰れてしまう。なので、格上相手に戦うのは非常に厳しい能力となっている。喉薬を飲むことで一応の回復は可能。
「音に呪力を乗せる」というメカニズムなので、耳から脳にかけてを呪力で守られると防がれてしまう。そのため、「呪霊に特化した術式」とされており、「術師にとっては来ると分かっていればそこまで怖いものじゃない」と言われている。ただ、実際は来るか来ないかわからないと、延々と気を散らされるので存在しているだけで厄介である。
普段は安全を考慮して語彙を絞っているため、基本的におにぎりの具でしか会話しない。
呪言使いは現在狗巻家しか残っていないとのこと。
一覧
爆ぜろ
爆発を引き起こすことができる。強力だが、一撃で喉が枯れていた。
捩れろ
相手の体を捻じ曲げることができる。
潰れろ
相手を潰すことができる。
堕ちろ
圧力をかけ、相手を地面に叩きつけることができる。作中では大穴が開くほどの圧力をかけていた。
死ね
乙骨がコピーして使用。大量の呪霊を一瞬で祓っていった。
動くな
相手の身動きを封じることができる。
眠れ
相手を眠らせることができる。
戻れ
逃げろ
相手を逃すことができる。
止まれ
相手の動きを止めることができる。
ぶっとべ
相手を吹っ飛ばすことができる。
使用者
狗巻棘
狗巻家の人間で、相伝の術式「呪言」を受け継いでいる。
乙骨憂太
「模倣」の術式でコピーしている。
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