概要
自分や他者と交わす誓約と制約。守らなければ罰を受けることになり、破った際の罰は計り知れない。呪術における重要な因子の一つ。
特に、他者間との縛りは自らに科す縛りとはわけが違う。自分の中の縛りは破ったところで得たもの、向上した能力などを失うだけだが、他者間との縛りの罰は不確定。縛りを破ってしまうといつどんな災いが降りかかるかわからない不確定さがある。
例
折本里香
死者の魂を故意に滞留させることは本来不可能だが、乙骨が無意識だったことと、里香が乙骨といることを強く望んでいたことでバグのような縛りが発生。里香が怨霊として滞留することとなった。
契闊
宿儺が虎杖と交わした縛り。「契闊」と唱えることで1分間主導権を奪えるが、「その間誰も殺さないし傷つけない」という縛りを結んだ。
術式の開示
術式の情報を明かし、手の内を曝すことで術式効果を底上げすることができる。
時間外労働
七海建人が普段自身に課している縛り。時間内は80〜90%に抑えることで、時間外は110〜120%の実力が出せるようになる。制限を破って時間内に100%を出すこともできるが、その代わり時間外でも101%程度しか出せなくなってくる。
天与呪縛
自らが自らに科す通常の縛りではなく、生まれながら肉体に強制された縛り。
与と羂索らの縛り
「羂索らに協力し情報を提供する」ことの対価として「真人の無為転変で体を治す」という縛りを結んでいた。
呪物
「生命を止め他に害を為さない」という縛りで存在を保障している。
神風(バードストライク)
冥冥が使用。烏に自死を強制させ、本来微弱である動物の呪力制限を消し去り相手に体当たりさせる黒鳥操術の真骨頂。
羂索の額の傷跡
詳細は不明だが、傷跡を治さないのは縛りと明言されている。
偏殺即霊体
真人の剥き出しの魂の姿。「ブレード以外変形しない」という縛りで強度を200%に底上げしている。
三輪が羂索に振るった一刀
渋谷事変で三輪が羂索に刀を振るった際の縛り。「今後刀を振るわない」という縛りを科した。
乙骨と総監部の縛り
乙骨が総監部に虎杖の処刑執行人に認めてもらう代わりに「虎杖を殺す」という縛りを結んだ。
秤が左腕を捨てた縛り
秤が鹿紫雲戦で使用した縛り。本来再生するはずの左腕を捨てることで、鹿紫雲が引き起こした水蒸気爆発から身を守った。
呪霊直哉の縛り
呪霊化した直哉が自身に課した縛り。トップスピード時の丸くなった状態になると硬度が跳ね上がる代わりに、普段の硬度はそれほどでもない。
死滅回游
羂索が「永続するゲームを終わらせる」という無理難題な縛りを自身にかけることで死滅回游を成立させている。
五条悟戦での伏魔御厨子
宿儺は五条悟戦で「伏魔御厨子の必中命令を消す」という縛りで術式の威力を底上げしていた。
世界を断絶する解
五条に無条件で放った際に掌印+呪詞の詠唱で条件を満たし、指向性を手掌で設定することを縛りで条件付けた。
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