羂索の領域展開。宿儺同様、結界を閉じずに領域を展開するタイプ。羂索が天元に次ぐ結界術の使い手ということもあって、「簡易領域」程度では一瞬で引き剥がされるほど押し合いに強い。「反重力機構」の術式反転の重力攻撃が必中となり、不可避の重力が相手に襲いかかる。火力は相当なもので、特級術師の九十九が一撃で瀕死となっていた。
掌印は反叉合掌。

天元は領域情報が筒抜けとなる空性結界内で領域を分析し、領域のベクタパラメータを中和する設定を流し込むことで解体しようとしたが、胎蔵遍野には解体すべき外殻が存在しなかったため失敗に終わった。必中効果範囲の縁を外殻と仮定し、空性結界ごと消すことで無理矢理領域の解体には成功していた。
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