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【ボルト】楔(カーマ)

この記事には最新話までのネタバレが含まれています。

目次

概要

真相

その正体は小さく圧縮された大筒木のバックアップファイル。大筒木が自身をデータ化し複製し、対象の体に菱形の印を刻んでいく。複数人に楔を刻むことも可能。この圧縮されたファイルは時を経て少しずつ解凍されていき、すべてのデータが解答された際にデータが上書きされ、楔が刻まれた身体は完全に大筒木に乗っ取られていく。解凍が進んでいくと、チャクラを大きく消耗すると一時的に刻まれた大筒木に身体を乗っ取られるといったこともある。解凍が終わると大筒木のデータは全身に溶け込んでいき、楔も消滅する。

解凍が完了しても勝手に転生することはなく、転生するタイミングは刻んだ当人が選べるが、死んでしまった場合は自動的に転生が始まる。転生が完了すると、他の器に刻んでいた楔は「同一の人格が重複する」といったリスクを回避するために一斉に消滅していく。ただ、楔が消えたとしても解凍自体がリセットされることはなく、体はしっかり大筒木となっている。

器が死に死体となったとしても、肉体さえ残っていれば転生の器として十分機能する。ただ、解凍が完了する前に器が死んでしまうと楔を刻んだ大筒木も死んでしまう。それを阻止するために、解凍が終わっていないデータを器のデータに変換し、失われた細胞組織を新たに作り蘇生させることは可能。しかし、そうした場合、データの解答を完全に完了させることができなくなるため、大筒木の転生は叶わなくなる。

ただ、転生には器側の資質も関係し、器に適合できないような人物に楔を刻んで転生しようとしても、大筒木のチャクラに耐えることができず、数日の内に死んでしまう。適合しない人間に刻んでも拒絶反応を起こし死んでしまう。なので、楔を刻む相手の選定も必要となる。

死にかけた際の転生先として楔を刻んでいくケースもあるが、大筒木は十尾神樹に成長させるために自らが捕食されなければならないので、その対策として楔で転生先を用意し、後で復活するために使用している。

楔を刻むにはそれなりの力を要し、弱りきっている状態では刻むことはできない。

大筒木シバイが使用していた神術の一種に該当する。

能力

楔を刻まれた人間は、楔を発動することで様々な能力を得ることができる。その際、体に模様が浮き出ていく。得られる能力は主に大筒木が使用できるもの。

まず戦闘力の大幅な向上。これはシンプルに身体能力が向上するのもあるが、永い時を生き蓄積された大筒木の戦闘経験がそのまま上乗せされるのが大きい。忍術の威力も上昇する。ただ、これは楔の力を正しく引き出せるようになっている者に限る。

加えて忍術の吸収。ただ、吸収できるのはチャクラのようなエネルギー体だけで、物質を吸収することはできない。例えば、チャクラを元にして作られた水を吸収することはできるが、元々ある水を扱う術を吸収することはできない。大筒木がよく使用する空間を行き来する門を作り出す時空間忍術も使用可能。ただ、訓練しないことには自分の意思で楔を発動することはできない。

転生先の器にはできず、純粋に楔の能力だけが身に刻まれる場合もある。その場合は「白き楔」となり、通常の黒い楔とは違い白い菱形の印が刻まれていく。

刻んだ楔に転移することもできる。

楔同士は共鳴し、一方が楔を発動するともう一方の楔も呼応するように発動し力を増す。共鳴が起こると大筒木の解凍は通常よりも早まる。

所持者

うずまきボルト

ボルトに敗北した大筒木モモシキに死の間際に刻まれた。

カワキ

イッシキの転生のための器としてイッシキに乗っ取られたジゲンによって刻まれた。イッシキが転生したことで一度は楔が消滅したが、アマドの処置により復元され、カワキが力を欲したことで再び発現した。

ジゲン

瀕死状態のイッシキが生き永らえるためにジゲンの身体を体内から乗っ取り、その後本来の姿で復活するために楔を刻んでいった。

コード

イッシキの器として楔を刻まれたが、器となることができず白き楔が刻まれた。転生先としては使用できず、純粋に楔の力だけがその身に刻まれていく。

▼他用語はこちら▼

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この記事を書いた人

「超呪術廻戦」運営者のカズヨシです。呪術廻戦の情報をなるべく詳細に情報開示しています。YouTubeでも解説・考察やってます。

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