概要
漫画家志望。集英社に漫画を持ち込み、相当な自信があったようだが、編集者からはいろいろと至らぬ点を指摘される。デッサン不足を指摘され、「実際の指はこんなに曲がらないよ」と言われたことで、「そんなに現実な画を求めるならば、実写映画や写真を眺めていればよろしい」と編集者の指をへし折りブチギレてみせ、「お話にならない」とビルを後にしていった。やばい奴である。「一体なんなのだ、漫画とは、漫画家とは」と、その答えを求めているようである。
死滅回游が始まり、漫画が発信されなくなったことに絶望していた。「漫画家は皆、頭の中で宇宙に旅立つ、地球では満足できなくてね」という考えをもっていたが、呪術というフィクションが降りてきてしまったことで、読み手としても書き手としてもモチベーションを失ってしまったらしい。「戦う理由をくれ」と泳者として戦う理由も見失っていたが、秤に「オマエの漫画なんざ頼まれたって読まねぇよ」と侮辱されたことで、秤に憎しみを抱き交戦していく。
両親はフランス人で見た目ももろ外国人だが、日本生まれで日本育ちで日本語は堪能。
星野桂の「「宇宙飛行士」になるのが夢でした。でも、どうやらそれは自分の道ではないみたいなので、頭の中で宇宙に行こうと思います。」という作者コメントがお気に入りの模様。ちなみにこれは星野桂が著書「D.Gray-man」の単行本1巻の作者コメントに記されていた言葉。
漫画作品がパチンコに使われることは「賭け事のコンテンツとし消費するなど言語道断」と考えており、原作がギャンブルに使われることをよしとしていない模様。
性格
「日本語上手いね」と言われた際、「貴方こそ日本語がお上手で」と返し、「そりゃ日本人だし」と返されると、「私も日本生まれ日本育ちです」「貴方が今感じたことが全てですよ」と煽りとも取れる返答をしており、はっきり言って面倒臭いタイプである。
能力
「相手の未来の動きを視れる」という強力な能力を有し、これは「シャルルの術式は凄い」と作者も評しているが、本人がそこまで強いわけではないため、能力を活かしきれないでいる。未来を視通しても、自身が相手の動きについていけなければ意味がないし、実際秤の動きには未来が視えていてもついていくのが一杯一杯だった。また、相手の体に刻んだ漫画のコマを見ないとそもそも未来が視えないので、常に死角から攻撃され続けると未来を視ることができず、能力を活かせないせない。作者からも「本人が能力に追いついていない」という評価で、能力は強力だが決して「強い」とは言えない。
術式
術式名称は不明だが、G戦杖というGペン型の槍を生成する。
ペン先に相手の血を取り込むことで、能力発動条件を満たし、相手の体に漫画のコマを刻んでいく。これには現実より数コマ先の未来が描かれており、このコマを見ることで術者は相手の少し先の未来の動きを視ることができるようになる。シャルルは2秒先の未来を視ていたが、ペン先に血液が溜まれば溜まるほどさらに先の未来が視えるようになる。
▼他のキャラクターはこちら▼
コメント