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【はじめの一歩】デンプシー・ロール

この記事には最新話までのネタバレが含まれています。

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概要

幕之内一歩のサンデーパンチ。過去に使用したボクサーもいたが、一歩はそのことは知らず自ら考案した。

数字の8の字を横にした軌道で頭をローリングさせ、その反動で左右を打ちまくる技。反動をつけた全体重を乗せた連打で、タフネスを誇るポンチャイをもマットに沈めた。

強打の連打となるので、恐ろしく強靭な足腰がないと使用することはできない。一歩は、漁師の仕事で培った下半身の強さとバランスの良さでデンプシー・ロールをものにしている。島袋戦前に足の親指を鍛えたことで、集約した力を逆方向に瞬時に爆発させることができるようになり、その破壊力はさらに強化された。

ジャック・デンプシーのフィニッシュ・ブロー。

進化

相手のパンチをかい潜り前進しながらの連打であり、基本的には下がる相手を追いかける技なので、自ら前に出てくるような相手には出すことができない。が、リバーブローガゼルパンチと繋げることで、相手を下がらさせてからデンプシー・ロールに繋げるコンビネーションを完成させた。これで下がらない相手を強引に下げさせ、デンプシー・ロールまで繋げることができるようになった。ただ、これも距離を取るカウンター系のボクサーには当たらないので、一歩はさらなる進化を求めた。

距離を取られることでデンプシー・ロールが死角からの攻撃でなくなり、規則的な動きがカウンターの格好の的となってしまうという致命的弱点があったが、これを「途中で動きを止める」という形でその対策を身につけた。カウンターを狙ったきた相手に逆にカウンターの一撃をお見舞いできるので、相手はうかつにカウンターを狙えなくなる。ただ、デンプシー・ロールの動きを自ら止めるのは筋肉が断裂するほどの負荷がかかるため、一試合に2発が限界となっている。

その後、ジミー・シスファー戦の打ち合いへの鴨川からのアドバイスとして、「リズムを変えろ」「横がダメなら縦、アッパーじゃ」と告げられ、縦の動きが加わったデンプシー・ロールの雛形というさらなる進化形の可能性を見せる。これは人間の関節の稼働限界を超えた動きでボクサー生命を削りながら打つものではあるが、肉体を強靭に鍛え上げたことで限界値を押し上げ、単発ながらも打つことを可能にさせた。その後、トレーニングを続けたことで、ゴンザレスとの敗戦後にまだ完全に繋げられるわけではないものの、左右のフックの間にアッパーを混ぜる新型デンプシー・ロールを筋繊維の断裂させることなく打てるようになった。

緩急をつけた単純動作のトレーニングを時間をかけて積み、身体を造り上げたことで「芽は出た」と鴨川が確信し、「斜めの動き」こそ無理な動きがない真の進化形であることを告げられる。その後、重りをつけさらに身体を強化したことで異様なほどの身体のねじれを立て直すバネと体幹を会得。両足どちらも軸足にできるようになり、軸足を入れ替え前進しながら右・左・上下から縦横無尽にパンチを繰り出す新型デンプシー・ロールを完成させた。軸足を入れ替えることができるようになったことで、追いかけながらの連打も可能となったので、相手が動いていてもデンプシー・ロールを繰り出せるようになった。しかし、再起戦となったゲバラ戦で使用するも成功することなく敗れ引退してしまったので、現在まで試合での新型デンプシー・ロールの見られていない。

弱点

カウンターにめっぽう弱い。デンプシー・ロールの振り子の原理の規則正しい運動性は非常にタイミングが取りやすく、質の高いカウンターパンチャーにとっては格好の的。振り子のスピードとパワーが増した状態によるカウンターは威力が倍増するので、カウンターが弱点となっている。デンプシー・ロールは左右に大きく動くことで死角から死角へ高速で移動する上、体をねじるためパンチの出所が見にくく、「見えない所からとてつもない破壊力のパンチが飛んでくる」という恐怖心で相手の判断を鈍らすのが強みともなっている。ただ、半歩下がられると死角からの攻撃ではなくなり、ただのフックとして処理できる。これも「距離を取られると通用しなくなる」とされる所以。

が、「途中で動きを止める」という対策を身につけたことでこの弱点は一応克服した。さらに、新型デンプシー・ロールを会得したことで、軸足を入れ替えながら打てるようになり、相手が動いても追いかけながらの連打ができるようになったので、距離を取る相手にも対応できるようになった。

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この記事を書いた人

「超呪術廻戦」運営者のカズヨシです。呪術廻戦の情報をなるべく詳細に情報開示しています。YouTubeでも解説・考察やってます。

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