【葬送のフリーレン】グラオザーム

概要

「奇跡のグラオザーム」の異名を持つ七崩賢の一角の大魔族。顔や姿を変え人類の目を掻い潜りながら、長い時間を生き抜いている。

フリーレンが女神の石碑に触れ未来からやってきた際は、ソリテール・リヴァーレ・トートを召集し、フリーレンから未来の記憶を奪い始末するための協力を求めていた。トート以外の協力を仰ぎ勇者一行と交戦していくが、フリーレンに未来に戻られ計画は失敗に終わった。

魔族の存亡に尽力していると思われる。

配下にツァルトを抱えている。

能力

大魔族の目をも欺くことができるほどの強力な精神魔法を使用している。隠匿能力は凄まじく、目視もできずフリーレンの魔力探知にも引っかからず、ただ立っているだけなのにフリーレンらが存在を感じ取ることができず、素通りしてしまうほどに相手を欺くことが可能。そこから基本的には自力では解くことができない幻影を見せる楽園へと導く魔法（アンシレーシエラ）を繰り出してくるので、やってることが反則である。

魔法

使用魔法は楽園へと導く魔法（アンシレーシエラ）。現実と見紛うほどの美しい幻影の中に囚えることができる。決して叶わないと諦めた幸せな夢でさえ実現可能で、ヒンメルとフリーレンは結婚式を行う幻影を見ていた。例え幻影であることに気づいても、五感・記憶・魔力探知すべてが紛うことなき現実だと認識してしまうので、特に魔力探知に頼り切っている魔法使いには自力で解除する術はない。