概要
宮廷魔法使い
二級魔法使い。フリーレンに憧れて魔法使いとなった。
血みどろの権力争いに勝ち抜き宮廷魔法使いの座に就いており、現在は国ですら動かせる地位となっている。
「魔法使いに質などいらん」「一級魔法使いはただ単に権威の象徴であればいいのだ」と考えており、大陸魔法協会の強く誇り高い魔法使いを夢見る考え方には否定的。この考えは自分より遥かに優れた魔法使いが、人心を掌握できずに失脚し迫害される様を山ほど見てきた経験により培われたもの。「魔法は誇り高いものでもなんでもない」とも考えている。
「一級魔法使いには人死に価値はない」と考えており、選抜試験時も命の奪い合うは避けようとしていた。二次試験でも協力し合うことの優位性を説き、パーティーを組んで迷宮を攻略しようとしていた。
二十半ばの時に妻に先立たれており、一級魔法使いしか入れない北部高原の故郷に墓があるため、妻の墓参りに行くために一級魔法使い選抜試験を受けている。
亡き妻と行ったオイサーストのレッカーの飲食店の味を気に入っており、一級魔法使い選抜試験でオイサーストに行った際には足を運んでいた。
迷宮の知識も豊富で、零落の王墓の構造を見抜いていた。
一級魔法使い選抜試験第一次試験ではラオフェン・リヒターと同じ第13パーティーに選ばれている。試験には合格し、一級魔法使いとなった。
性格
「海千山千の老獪さを持つ」と言われている。
不器用で、素直に相手に気持ちを伝えることができないところがある。
能力
実力はリヒターに「お前くらいなら目を瞑っていても勝てる」と言い放つほどで、ゲナウからも「一級魔法使いと比べて遜色はない」と評されている。ただ、フリーレンと交戦した際は基礎的な戦闘魔法だけで圧倒されており、一級魔法使いのゼンゼにも及ばないことを自覚していた。
水鏡の悪魔のような強力な魔物と対峙した際も、「戦う相手を正しく選択すればこちらは幾分か有利に戦える」「一人で勝てんあいてには数で対処しろ」と的確なアドバイスを出しており、冷静かつ分析力が高いことがうかがえる。かと思えば、魔力切れを起こした時は殴り合いで交戦していくような泥臭さも持ち合わせていた。
魔力探知も強力で、フリーレンが隕鉄鳥を捕まえる際に一瞬だけ魔法を使用した瞬間を見逃さずに探知したほど。
魔法
竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)
巨大な竜巻を繰り出すことができる。
風を業火に変える魔法(ダオスドルグ)
風を炎に変えることができる。竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)と合わせて、炎の竜巻を作り出していた。
裁きの光を放つ魔法
絶え間の無い光の矢を繰り出すことができる。
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