概要
なれるのは魔法使いの中でもほんの一握り。総勢2000人の魔法使いの中でも、一級となっているのは45名のみ。
北部高原に入るには一級魔法使いの同行が必要となる。
一級魔法使いになると大魔法使いゼーリエから「一つだけ望んだ魔法を授けられる」という特権が与えられている。そのため、現在一級魔法使いは人外を疑うほどの化け物揃いとなっており、「大陸最強の魔法使いと言っても過言じゃない」とも言われている。ただ、「今の一級魔法使いには協調性がない」とも嘆かれていた。「一級魔法使いは理不尽なほどの逆境でも覆せるような存在でなければならない」と考えられており、いまだ未踏破の迷宮の攻略を試験に組み込まれたりする。
基本的にゼーリエの弟子となり、弟子としての仕事を任せられる。
試験
一級魔法使いになるための試験は3年に一度開催され、五級以上の魔法使いであることが受験資格となっている。通常、三次試験まで用意されている。オイサーストの北部支部と聖都シュトラールの本部の二ヶ所で開催されている。合格者の出ない年も多く、当たり前のように死傷者が出るほどハードな試験となっている。大陸魔法協会が一級魔法使いの質を気にしており、魔王軍と戦っていた時代の強く誇り高い魔法使いを夢見ている者が多いとのこと。「レベルの低い魔法使いは一級魔法使いにはいらない」という方針の元、試験は非常に厳しい内容が敷かれている。
第一次試験
即席で3人パーティーを組ませ、翌日の日没までに区域内に生息している隕鉄鳥の入った籠を所持していることが合格条件。その際、パーティメンバーが全員揃っていることも条件となっている。ただ、隕鉄鳥は魔力探知が効かないので見つかるかは運任せになり、実質争奪戦を装った対人戦を運営側は想定している。
第二次試験
未踏破の迷宮、零落の王墓の最深部までたどり着くことが合格条件。多くの冒険者が帰らぬ者となった超高難易度な迷宮だが、「不可能を可能にするのが一級魔法使い」「未踏破だろうが前人未到だろうがねじ伏せて突き進むんだ」という方針の元、ここの攻略が試験に選ばれている。期限は夜明けまで。
第三次試験
ゼーリエによる面接。ゼーリエの直感によって合格者が選ばれる。
一覧
レルネン
ゼーリエの弟子で側近。初めて一級魔法使いとなった逸材。
ゲナウ
一級魔法使い選抜試験第一次試験試験官を担当した。
ゼンゼ
一級魔法使い選抜試験第ニ次試験試験官を担当した。
ファルシュ
第三次試験の案内役を務めた。
タオ
若いながら北部高原での戦闘経験豊富な精鋭。黄金郷の事前調査の任を受けた。
ブルグ
あらゆる攻撃魔法も通さない防護術式が組み込まれた不動の外套を作り出すことができ、一級魔法使いになってから一度たりとも手傷を負ったことがないとされる。二級魔法使い選抜試験第二次試験の試験官を担当した。
フェルン
フリーレンの弟子。選抜試験に合格し、一級魔法使いとなった。
デンケン
宮廷魔法使い。選抜試験に合格し、一級魔法使いとなった。
ユーベル
三級魔法使いだったが、選抜試験に合格し一級魔法使いとなった。
ラント
二級魔法使いだったが、選抜試験に合格し一級魔法使いとなった。
ヴィアベル
北部魔法隊隊長。選抜試験に合格し一級魔法使いとなった。
メトーデ
選抜試験に合格し、一級魔法使いとなった。
リネアール
帝国で諜報活動を行っている。
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