概要
ジーナ=チェンバーの否定能力。他対象任意発動型の否定能力。
1972年、ソ連イルクーツクに現れたUMAヒートが熱して極寒の環境を変えてしまおうとしたところ、「私の世界をこれ以上変えないでよ」と叫んだところで発現。自身周辺の空気を無意識にすべて不変に変えてしまい、4万の民間人を窒息死させてしまった。
素手と素足で触れた生物以外の形の変化を否定する。「物」と言っても空気の変化も否定することが可能で、常に利用できる空気の変化を否定した攻撃手段を主に用いている。空気を手のような形状にして相手に掴みかかり、これは空気ゆえ相手は触れることができず、この空気の手で口を塞がれようものなら対抗する術もなく窒息死は免れない。非常に凶悪ではあるが、生成には時間がかかる模様。
不変空気を操ることもできているが、ジーナ本人もいまいち理屈を理解していないようだが、断続的に不変能力のオン・オフを繰り返したことと、「対象を捕まえたい」と強くイメージしていったことで可能になったらしい。
歳を重ねるごとに不変の能力は規模も大きく強くなっていった。発現当初はコップ一杯の水を固定するので精一杯だったが、66歳のジーナはバイカル湖を固定化し超巨大な水の塊を生成していた。
不変の能力を極めた66歳ジーナいわく、「不変は心で操る」とのこと。「あの人を捕まえたい」「あの人を守りたい」という強い心が不変の能力を変える。それを聞いたループ後ジーナは、一気に不変を使いこなせるようになり、規模も比べ物にならないほどになった。
また、自身の周囲の空気を固定し、空気によるバリアを展開することも可能。基本的に破る術はなく、非常に強力な防御手段としても使える。絶対防御ではあるが、歩くために足元に穴があり、一応そこは死角となっている。また、空気ゆえ光は通り、レーザー光線のような攻撃を防ぐことはできない。
空気を固定し階段状にして空中を歩行することも可能。
技
不変剣(アンチェンジソード)
固定した空気で作った超巨大な空気の剣で相手を斬り裂く技。オータムでさえ両断にするほどの威力と規模を誇る。
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