国内最高峰のヒーロー養成学校
国立でヒーロー科の偏差値は79で、受験倍率は300を超える難関高。一般入試の定員は36名で、1クラス18人の2クラスのみ。入試試験は筆記試験と実技試験。実技試験では、情報力・機動力・判断力・戦闘力といったヒーロー活動には欠かせない資質を審査される。
推薦入学も可能で、男女別に2名まで合格となる。推薦入学は筆記・実技・面接を経て合否が決まる。実技試験は個性を駆使しなければ完走できない3kmのコースのマラソンが実施されていた。
「自由な校風」が売り文句。それは教師のスタンスもそうで、生徒の如何も教師の自由。教師側が「成績次第では全員除籍する」といった処置も可能。これはヒーロー活動にはいつどこから来るかわからない厄災に対処する必要性が求められ、それへの対応力を養わせる意図も込められている。
ヒーロー科だけでなく、普通科・サポート科・経営科も存在する。ヒーロー科の授業は、ヒーロー基礎学といったヒーロー科ならではの科目もあれば、英語などの普通の科目も受けることになる。期末試験は筆記に加え、演習による試験も課される。入学してからの他科への編入も可。
生徒は被服控除を受けれ、入学前に個性届・身体情報を提出すると、学校専属のサポート会社がコスチュームを用意してくれる。生徒の要望を叶えた最新鋭のコスチュームを製作してくれる。
セキュリティは強力で、学生証や通行許可IDを身につけていない人間が門をくぐると「雄英バリア」と呼ばれるセキュリティが働き、一瞬でゲートが閉ざされていく。校内のいたるところにセンサーが存在している。監視ロボットも徘徊しており、異常が起きた場合は即座に職員らに連絡がいくようになっている。また国の最新防衛技術が導入されているため、防衛力はタルタロスと同等。タルタロスが破られた後は、雄英バリアが改良され、敷地に駆動機構を備えつけられ、区画ごとに地下に潜れるシェルターとなった。シェルターは超伝導リニアシステムによって幾通りものルートを適宜移動が可能。周辺地下には計3000層もの強化防壁が埋められており、それらが異常を検知すると迎撃システムが発動する。士傑高校といったいくつものヒーロー科を要する高校に移動することができる。このシステムをもって、避難民の受け入れ先となっている。
オールマイトが現役を退いてからは生徒の安全確保、そして内通者を見極めるために全寮制が導入された。以降、生徒たちはハイツアライアンスという学生寮で暮らすことになる。プロヒーローの護衛付きで大晦日だけは家に帰ることができる。
雄英自体に抑制力があり、敵も避けるので雄英近辺にヒーロー事務所はほとんど存在していない。
施設
ハイツアライアンス
学生寮。オールマイトが現役を退いた後、全寮制を導入したことで生徒たちが暮らすことになった。
ウソの災害や事故ルーム(USJ)
水難事故・土砂災害・火事などなど、あらゆる事故や災害を想定し、13号が作った演習場。
運動場γ
雄英の授業で使われる運動場。複雑に入り組んだ迷路のような細道が続く密集工業地帯を再現している。
開発工房も存在し、教師に申請することで放課後などの空き時間は自由にアイテムを開発することができる。
体育館γ
通称トレーニングの台所ランドで、略してTDL。セメントスが考案した施設で、セメントスの個性で生徒一人一人に合わせた地形や物を用意できる。
Development Studio
開発工房。学生は自由に使用できる。
行事
雄英体育祭
日本のビッグイベントの一つで、かつてのオリンピックに代わるイベントとなっている。全国のトップヒーローも観るイベントとなっているので、生徒にとっては自身の能力をアピールする最大のチャンスとなっている。
雄英文化祭
各クラス出し物を披露する。ミスコンも開催される。ヒーロー科以外の普通科・サポート科・経営科が主役となる行事。
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