【逃げ上手の若君】関東庇番

概要

鎌倉に赴任した足利直義が町の復興と治安維持への貢献として発足させた組織。北条が滅び新田の統治も失敗したため、「民衆はどの支配者が正しいのか見失っている」「そんな今の鎌倉に必要なのは若さと勢いだ、新しく爽やかな風を吹かせて疲弊した民の心を掴む」という思惑から、足利一門の未来を担う優秀な若者たちで構成されている。民衆からはアイドル的人気もあり、庇番の物販や庇番衆牛車旅といった人気を活かした催しも実施され、鎌倉運営の資金繰りにも貢献していた。

「関東最強」とされる武力で、強い武将揃いだが癖のある奇人だらけとなっている。これは直義が家柄や若さの他に足利家への強い忠誠からくる様々な狂気を宿している人間たちを選抜しているゆえでもあり、「もともとの並外れた才にに加え、狂気によって何倍にも増幅された武勇はいかなる賊をも下せるだろう」という狙いがあった。

メンバー

渋川義季

一番組筆頭。「武士たるもの忠義を尽くして正々堂々」という美学しか頭になく、基本的には一騎討ちによる決着を望む。この武士の理想像を勝手に相手にも求め、ちょっとでも理想と違うと勝手にキレてバフをかけ始める。もともとの武力にこの自己強化が合わさるともはや天下無双。獲物は千里薙で身の丈をはるかに超える刀身から繰り出される超リーチが持ち味。

岩松経家

二番組筆頭。無類の女好きで、戦場では女を攫うために武装もしていない後方の陣を狙うといった動きも見せていた。この自由奔放さゆえ戦場では遊撃の将となり、動きが読みにくい。怪力が売りで、異形な大刀艶喰により一撃はあらゆる武器をへし折るほどの威力を有する。

上杉憲顕

二番組副頭。

一色頼行

四番組筆頭。

石塔範家

五番組筆頭。鎧に自分が考えたキャラ白拍子天女鶴子ちゃんが描かれており、これを女神としている。「現実に縛られれば現実を超えた理想の豪傑にはなれん」という持論を有し、脳内に存在する理想の女神鶴子に恥じぬべく鍛錬を積んでおり、これが石塔の強さの源となっている。理想を求めているゆえ、太刀筋も理論的な理想的なものとなっている。