概要
ヒーロー活動を行うために必要となる免許を取得するための試験。合格者にはまずは仮免許が支給される。毎年6月・9月に全国三ヶ所で一律に行われる。そのため、同校生徒での潰し合いを避けるために、どの学校でも時期や場所を分けて受験させるのがセオリーとなっている。会場は例えば、国立多古場競技場で行われている。一年時に試験を受けさせることは稀で、普通二年時以降に試験を受ける。毎回半数以上は落とされている。不合格者は3ヶ月後に特別講習を受講した後、個別テストで結果を出せば仮免許が発行される。
情報力・判断力・機動力・戦闘力・コミュニケーション能力・魅力・統率力といったヒーロー活動に欠かせない様々な適性を毎年違う試験内容で試される。
雄英体育祭で個性や弱点、スタイルが割れ唯一「個性不明」というアドバンテージを失っており、おまけにトップ校というのも相まって、例年雄英が真っ先に狙われる「雄英潰し」が慣習となっている。
試験
一次試験
様々な地形が存在するフィールド内でのボール当て。受験者はボールを6つ支給され、これで相手のターゲットを狙っていく。ターゲットは3つ取りつけ、常に晒されている場所であれば、好きな場所に取りつけることができる。ターゲットを3つとも当てられたら脱落で、3つ目のターゲットを当てた者が「倒した」判定となり、二人倒した時点で1次試験通過となる。先着100名が通過となる。混乱状態を生み出すことで、非常時に能力や思考を素早く正しく働かせられるかを見られている。
二次試験
救助演習。傷病者に扮した要救助者のプロHUCがフィールド全域に配置されており、HUCの救出を行っていく。この救出活動がポイント形式で採点されていき、演習終了時に基準値を越えていれば合格となる。採点はHUCと公安職員によって減点方式で行われ、持ち点が50点未満になった時点で不合格となる。途中からギャングオルカが率いるヴィラン集団を模した仮想敵集団が登場し、ヴィランへの対処も行いながらの救助活動となる。応急処置や傷病診断といった救助における個々の基礎知識とその先の協力・協調姿勢が見られている。
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