概要
年間でも最も優秀であった学生に付与される称号。魔法界有数の魔法の使い手で、魔法界を統制している存在。魔法界の絶対的な力の象徴となっている。魔法に関わる物事の大部分に対応しており、社会に害をなす者から国を守る武力装置の役割も果たしている。
また、魔法局の中でもトップに位置し、各担当局の管理も務め、政治的な役割も担っている。
神覚者に選ばれることで多くの特権が与えられる。得られる特権は以下。
- 神に仕える者の証としての称号
- 始まりの杖
- 貴族階級への昇格
- 10億Lの助成金
神覚者になる道のりは大きく3つのステップに分けられている。
- 1次:級硬貨集め
- 2次:神覚者候補選抜試験
- 3次:神覚者選定最終試験
金の級硬貨を5枚以上集めた者が2次の神覚者候補選抜試験に進むことができる。ただ、今年度(マッシュが1年生時)は無邪気な淵源が起こした死刑囚脱獄による未曾有の大事件により試験が早まり、「金級硬貨3枚」が有資格者となった。
最終試験前に、候補者には神覚者による口頭試問が行われ、これに合格すると最終試験に進むことができる。最終試験は「神に捧げる国の重要な祭事」という位置付けで、イーストン魔法学校・ヴァルキス魔学校・セント・アルズ聖魔学校による三魔対争で行われる。
作中時点での年度では「無邪気な淵源との戦い」というイレギュラーな事態もあり、試験と課外活動の結果から統合的に評価し厳正に審査の元、例外的に魔法不全者であるマッシュが神覚者に選ばれた。ただ、マッシュが神覚者になることを拒否し、ランスに任せたためランスが神覚者に選ばれた。
一覧
レイン・エイムズ
戦の神杖の神覚者。アドラ寮監督生。無数の剣を操る魔法パルチゼンの使い手。
オーター・マドル
砂の神杖(デザトケイン)。魔法魔力管理。砂を操る魔法を扱う。
ライオ・グランツ
光の神杖(ライトケイン)の神覚者。魔法警備隊隊長。光の魔法ライツを扱う。
レナトス・リボル
不死の神杖(イモータルケイン)。魔法墓地管理。死者を操る魔法アンデッツを扱う。
ツララ・ヘイルストーン
氷の神杖(アイスケイン)。魔法研究管理。氷魔法を扱う。
カルド・ゲヘナ
炎の神杖(フレイムケイン)。魔法人材管理。触れたものが燃え尽きるまで燃え続ける黒炎を纏った剣を扱う。
アギト・タイロン
竜の神杖(ドラゴンケイン)。魔法動物管理。
ソフィナ・ブリビア
知の神杖(ノレッジケイン)。魔法禁書管理。
ウォールバーグ・バイガン
イーストン魔法学校校長。元神覚者。
アダム・ジョブズ
魔法界を作り出した人物。今は故人だが、初代神覚者。
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