概要
人類の魔法の開祖
人類の魔法の開祖にして大魔法使い。魔法史に記載されているような存在。詳しくも不明だが、「魔族にすべてを奪われた」という過去がある模様。
ゼーリエの弟子で、フリーレンの師匠。魔族によるエルフの集落襲撃で生き残っていたフリーレンを見つけると、その才能に気づき弟子とした。
魔法は好きで、お気に入りの魔法は花畑を出す魔法。
魔法が心底好きで、「世界中の人が魔法を使えるようになって欲しい」と本気で願っていた。そのため、新設された宮廷魔法使いの教育に携わり、国を挙げた魔法の研究の認可を皇帝からもらえるよう働きかける。その働きが実り認可が下り、魔法は大陸中に広まり、魔法を使用できる人間は大幅に増えていった。フランメは遺言状が破り捨てられることもわかっていたが、「夢が叶った」と遺言状でゼーリエに伝えていた。
著書も見つかっているがそのほとんどは偽物で、フォル盆地に本物の手記が眠っていた。これは1000年前に「お前はいつか大きな過ちを犯し、人を知りたいと考えるようになる」「そん時はここに帰ってこい」と、フリーレンに遺していたものだった。そこには「大陸の人間が「天国」と呼ぶ、多くの魂が集まる魂の眠る地（オレオール）にたどり着いた」という記載があった。
魔力を制限
自身の強さを誤認させ相手を油断させるために、体外に放出する魔力をあえて制限している。フリーレンが魔力制限をしているのも、フランメの教えによるもの。これに関しては「相手が認識た魔力の誤差で欺いて殺す」「誇り高き魔法を愚弄した卑怯で最低な戦い方だ」と認識している。
性格
「真正面から正々堂々と戦う」といった考えは持ち合わせておらず、魔族と正面から戦ったフリーレンには「くだらねぇ」と言い放っていた。
判断が早く、フリーレンからは「まるで何かに急かされているみたい」と思われていた。
能力
ゼーリエから「あれほどの才を持ちながら私ほどの高みへは辿り着けなかった」と言われるほどの逸材。出会った当時ではあるが、魔法使いとしてフリーレンよりも遥かに強い。将軍の以上の魔族も3人まとめて瞬殺するレベル。
グラナト伯爵領に張った防護結界は1000年前に張ったにもかかわらず現代の魔法を凌駕しており、いまだに魔族が突破することはできていない。
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