概要
妖術師一族。妖術師は約50名で相当の武力を誇り、神奈備であっても「タダでは済まない」と言っていた。親衛隊の濤というメンバーも存在し、漣家の中でも上澄みの妖術師らである。
楽座市を200年に渡り取り仕切り、「陰の権威」とされている。「何よりも楽座市を重んじる」が家訓で、幼少期から妖術の訓練に励み、その屈強な能力をもって楽座市の存続を命の限り守り抜いていく。また、緊急時外敵から子供たちを守るために赤ん坊の頃に蔵に商品として登録され、当主であれば能力で自由に瞬間的に呼び出すことができる。
空間を司る妖術を得意とする一族で、初代当主が「蔵」という異空間を生み出せる妖術を編み出し、その力をもって漣家を商人として勢いづけた。その力は当主から当主へ仮面とともに受け継がれ、儀式を経て当主が蔵の管理者を務めていく。当主以外は威葬という衝撃を生み出す妖術を会得していき、皆8歳で玄力の扱いを覚え、11歳で威葬を習得させられる。
邸宅は結界で守られており、部外者には探知することはできない。
一覧
初代当主
漣家初代当主。蔵を生み出した人物で、漣家を商人として勢いづけた人物である。蔵と威葬の2種の能力を併せ持つ妖術界全体で見ても例を見ない異端児。
漣宗羅
漣家十代当主。京羅の父親。
漣京羅
現当主。楽座市首席競売人。蔵という異空間を創造する妖術を扱い、蔵にあるものを自在に転送することができる。
漣伯理
京羅の息子。漣家の人間ながら威葬が使えず、落ちこぼれ扱いされている。楽座市を止めるため、チヒロたちに協力していく。
漣宗也
京羅の息子。漣家の中で最も才能があり、京羅に「次期当主」として期待されていた。殴る・蹴るを愛情表現だと思っていて、溺愛していた伯理に暴力を振るい続けていた。
漣天理
京羅の息子。史上最年少で濤となった才能の持ち主で、「最高の戦士」として京羅から期待されていた。
漣円慈
髪を編み込んでいる男。
漣珠紀
前髪で左目を隠している女。
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